最初に行うメンテナンスです。

ウィールのローテーション

ウィールの減り具合を確認し、片減りが進んでいたらウィールの付いている位置を入れ替えます。
この位置を入れ替える作業をローテーションと呼びます。

ウィールの減り方は場所によって異なるため、できるだけ均等に減るようにウィールをローテーションします。

ローテーションの方法

ウィールの減り方の一般的な傾向として、下記の特徴があります。

  1. 利き足のウィールが早く減る。
  2. 1番前と1番後ろのウィールが早く減る。
  3. ウィールの内側が減る。

この特徴から、下記のようにウィールをローテーションします。

状態 左足 右足
ローテーション前 L1-L2-L3-L4 R1-R2-R3-R4
ローテーション後 R3-R4-R1-R2 L3-L4-L1-L2

注意点

ウィールが内側(減っている側)が、ローテーション後に外側になるように取り付けます。

人によって癖が異なり、減り方はまちまちです。
自分に合ったローテーションの仕方を探ってみましょう。

ウィールは初めの直径から1cmほど減ったあたりから、グリップが徐々に利かなくなります。
横滑りを感じるようになったら、ウィールを交換しましょう。

参考資料

ウィールの基本知識